司会に関すること、あれこれお話します

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どこから現れる?

森友学園関連のニュースが連日メディアを賑わせています。
今テレビをつけたら、昨日安倍昭恵さんが講演した映像が流れていました。

実はこの映像で個人的に気になったのが、司会の方です。

ニュースに出てくるときはほんの少し見切れる程度で目立たないものですが、
今回はどうしても見過ごせない出来事が。
ご覧になった方、いらっしゃるでしょうか。
多分、ニュースを観ていても何の疑問にも感じない一コマだと思いますが、
私はやはりこの仕事をしているのでどうしても感情移入してしまいました(苦笑)。

安倍昭恵さんを紹介し、舞台上にお迎えする場面です。
・・・おや?当人がなかなか現れない様子。
司会の女性の方は、何度も司会台の後ろ=舞台袖を気にして振り返っていました。
そこから安倍昭恵さんが現れると思ったのだと思います。

しかし、実際には昭恵さんは舞台下からご登壇・・・という動きでした。
司会の方は「え?そこから?」という驚きの表情をされたあと、
笑顔で「こちらです」と舞台中央を手で指し示していらっしゃいました。

これに関しては、当初の予定と変わった可能性もありますし
何も決まっていなかった可能性も大です。
いずれにしてもヒヤッとする出来事だったと思います。
司会がミスをしたと思われがちですが、そうではない場合も多いのですよ(爆)。

注:ニュース映像のみで書いているので、
実際の現場がどんなだったかは分かりません。あしからず。

・・・

・・・

ゲストがどこから現れるか。
同じ舞台袖でも、上手(かみて)なのか下手(しもて)なのか。
初めからスタンバイする(=板付きという)場合もあれば
拍手でお迎えして初めて姿を現す場合もあります。

司会はただ進行するのではない、ただプロフィールを紹介するのではない、
「会を司る(つかさどる)仕事」ですから、常に先を読んでおく必要があります。

ちなみに私は、次に出番となる人の姿が見えない場合は
スタートしないということを鉄則としています。
といいますのも、以前、主催者からGoサインが出て喋り始めたところ
「それでは講師の○○先生です」と言った時点で、扉のところで大きく×とジェスチャーが。
え?だってOKって合図あったよね?
どうやらその先生が控え室から会場に向かう途中でお化粧室に立ち寄られたそうでした。
結局、ご到着まで私が場をつなぎました。
「今こちらに向かわれているようです。失礼いたしました。
この後お話になる○○先生は・・・」とプロフィールを先に読み上げたり、
著書のご紹介をしてみたり、アンケートのお願いをしてみたり。
2分ほどで事なきを得ましたが、こういうこともあるので注意が必要です。

振り返ると笑い話でも、その場では大変です。
だからやりがいがあるのも事実です。
でも、何もないのが一番です。はい。
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2017-03-08 : ハプニング コメント : 0 :

発言を制止するタイミング

先日司会のご依頼を請けた、某イベントでの出来事。

3部構成のプログラムで最後はパネルトークだったのですが、
すべて終わって私が司会台のところに出ていき、
「皆様ありがとうございました。いま一度大きな拍手を・・・」と
いわゆるご降壇を促すコメントをした時のことです。

「ちょっといいですか!」

300名弱の会場で、男性が立ち上がり、話し始めました。

「大変今のお話、参考になりました」

野次などだったらすぐに制止したと思うのですが、
パッと見た感じはそこまで怪しい感じではなく、
むしろ講演者に対して好意的な発言だったため、
感想を一言述べて終わるのかなと思ってしまったのです。

しかし、その後、持論を延々と展開し始めたのです。

質疑応答があるわけでもなく、マイクも渡していないため
本当に予期せぬ発言となったわけで、
会場の人もざわつきました。

繰り替えしますが、決して危険な感じでなく
純粋に感想を述べていましたが、これは止めなくてはなりません。
でも、どこで介入していいものか。
自分の中でタイミングを逸してしまい、結局、文章が切れたところで、
「お客様、すみません」と一言入れました。
もちろんまだその人は喋り続けていましたが、強制終了です。

「恐れ入りますが、時間の都合もございますので、
この先は、是非その熱い思いをアンケート用紙に記していただければと思います。
パネリストの皆様、ありがとうございました。盛大な拍手をお願いします」

一気にこのセリフで最後まで持っていきました。
その方もやめてくださり、安堵の空気が会場に充満しました。

時間にして1分くらいの出来事ですが、私としては、
もうあと少し早く止めていればという気持ちがして自分の中で後悔しました。
ただ、これより前に止めるのは難しかったかなというのも事実です。

実はこのイベントでは途中、講演者に野次が飛んだシーンもありました。
発言権がないのに勝手に話し出す人は許せませんが、実際そのようなこともあるわけで、
あらゆることを想定しながら進めなくては・・・と改めて心に刻みました。

2015-07-24 : ハプニング コメント : 0 :

ふりがなにだまされるな

司会の原稿を自分で書くときはいいのですが、
いただいたものを読み上げるとき、
気をつけなくてはいけないのは「ふりがなのミス」です。

えー、読み間違えないためのふりがなじゃないの?と
思われることでしょう。私もそう思います。そう思いたいです。
しかし、時折あるのです。
ふりがなが間違えていることが。

先日、「桃子」というお名前の方を紹介する際のこと。
漢字の上には、ご丁寧に「とうこ」と書いてあったのです。
なるほど、確かに「ももこ」と読みがちだから、これはありがたい。

そう思ったところお付きのスタッフの方から言われました。
「すみません、さきほど『とうこ』と紹介されましたが、『ももこ』です」

・・・

・・・

・・・

そんなぁぁ!!とガックリしている暇はありません。
それよりも何よりも「大変失礼いたしました」と平謝りです。
(私自身、自分の名字をいつも「かわにし」と間違えられて
そのたびに悲しかった思い出があるので、
名前を正しく読むことだけは絶対に気をつけようと思っていたのに・・・
本当に申し訳ないことをしました・・・)

これは「とうこ」と書いた人が悪い?
確かにそれはそうかもしれません。
でも、結果的には司会の私のミスです。
やはり確認を怠ってはいけないのです。

私はラジオのアナウンサーをしているため、
生放送でニュースを読むことも多いのですが、そのときも同じです。
いくら原稿が間違っていても、相手が耳にしたのは私が発した言葉。
私が間違えたという認識を持たれることには変わりないのです。
それが「最終表現者」の責任です。

私がその「ももこ」さんに事前に直接確認できればよかったのです。
(もちろん、どうしてもできないときもありますが・・・)

あとは、思い込みを捨てることです。
これは「ももこ」と読むに決まっている、普通は「ももこ」だろう・・・
何をもって普通とするか、それ自体がおかしいことです。

最近では「伊勢崎市」というところにわざわざ
「いせざき」と書いてある原稿をもらいました。
私は群馬のラジオ局で働いていましたから、
これが間違いだということはすぐわかりました。
正解は「いせさき」。濁らないのです。
どうしてわざわざ間違ったふりがながつくのか理解に苦しみながらも、
知らなければきっとそのまま読んでしまったであろうと思うと
やはり念には念を入れて調べることって大事だなと痛感するのです。

ふりがなは慎重に。
読むときも、自らがふりがなをつけるときも。
2015-03-06 : ハプニング コメント : 0 :

質疑応答の仕切り

セミナー司会をすると、かなりの確率で遭遇するのが「質疑応答」の時間です。
講師の方が話した内容について質問のある方は、その場で挙手をしていただくものです。

これ、進行する側からすると実に難しいです。
なぜかと言えば、どんな質問が出てくるか、全くわからないからです。

大いに盛り上がる内容のものもあれば、時折クレームめいたものもあり、
たくさんの人が手を挙げて、全員に聞いてあげたいけれど時間切れという時もあれば
逆に手を挙げる人が全くいなくてシーンとしてしまうのも困りモノ。
会の最後の印象を作り上げるのが質疑応答ですが、
そうは言ってもこちらで作り込んでおけるものでもないのです。

所要時間10分という中で、何人に話してもらえるか。
1人の質問が2分で講師の回答が1分だと3人に聞けますが、
1人の質問が4分で講師の回答が6分だと1人にしか聞けません。
質問したい全員を指してあげたい心理になりますが、
本当にこれはLIVEならではであり、どこで切るか、常にドキドキしています。

今から10年ほど前、フリーになって間もないころ、
私はあるセミナー会場で質疑応答を仕切っていました。
最後の人の質問に講師が答えたらちょうど時間内に終わったので
よかった!とホッとして、手を挙げた人たちには心をこめて
「まだまだお聞きしたいのですがお時間となってしまいました。
ありがとうございました。」とその場をクローズしようとしたのです。

するとその講師が「ダメだよ、それじゃ!」と私を諭すではありませんか。

え?

ええ?

「『次の人で最後です』と言ってから終わらせないと
まだ質問できると思ってしまうでしょ。
まったく、わかってないなぁ!
皆さーん!今、手を挙げた人の質問には答えますからねー」

正直、彼の言い方は気持ちの良いものではなく
その場ではすごく嫌な気分になりましたが
確かに考えてみればおっしゃる通りで、勉強になりました。
それ以降、私は必ず「次で最後のお一人です」と予告することにしています。

とはいえ、その判断を誤らないようにしないといけません。
あと1人いけるかな、あと2人かな、いや、この辺でやめておいた方がいいかな。
講師の返答のテンポなどを考えながら決めていきます。
ちゃんとスタッフが横についてくれて
「次の人までにしましょう」と指示してくれる場合もありますが、
私にすべて委ねられることもたくさんあるので、
日々ドキドキしながら、センスを研ぎ澄ます努力をしているのです。

※実はつい先日の質疑応答では、お客さんがマイクを手にした途端、
「あのーぉ、私はーぁ」と超スロースピードで話し出し、
的を得ないまま2分も3分も一人でずっと喋ってしまいました。
ゴールの見えない質問(というよりは呟き)で、
会場はザワザワし始めて、講師も困惑した表情を浮かべたため、
やむを得ず途中で介入してお話を遮るという手段を取りました。

「申し訳ないのですが、お時間に限りがありますので、
ここまでのお話を踏まえて講師の先生にはお答えいただきますね」

司会人生の中で初めての出来事でした。
でも、指名してみないとどんな人に当たるかは分かりません。
難しいですね・・・
2015-02-16 : ハプニング コメント : 0 :

肩書きを必ず確認。確認しすぎるくらい確認。


セミナーやパーティーなどでお話をいただく方のご紹介時。
お名前を間違えないのはもちろんですが、
現在の肩書き、さらには経歴について、
確認しすぎではないかと思うくらいしっかりするべきだと思います。

先日、パネルディスカッションに登壇されるパネリストの方5名に
事前に控室でおひとりずつ確認したところ・・・

いただいた原稿通りでOKの方は1人も居ませんでした!!!

「あー、今その役職ではないんだよね」
「その肩書きはわざわざ言わなくていいよ」
「これも追加して言ってもらえますか」

中には、「今から言うからそれに全て変更してもらえますか」という方も。
必死にペンで聞き書きします。

さらには現在の会社を「創立」と台本には書かれていた方が
よく聞くと「創立したのではなく別の方から引き継いだ」という、
ニュアンスが全く違う事実も発覚。

うーん、やはり確認は大事です。

2014-12-14 : ハプニング コメント : 0 :

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かさいみき

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